沖縄県立博物館・美術館って名前が長いですよね。そう思っていたのは私だけではなかったようで、愛称が「おきみゅー」になりました。おきみゅーで行われていた旧正月のイベントに行ってきました。
イベント盛りだくさん!

沖縄では、もともと旧正月をお祝いしていました。旧正月とは旧暦の正月のことで、毎年日付が変わります。今ではほとんどの地域で新暦のお正月をお祝いします。地域や家庭によっては、今でも新暦と旧暦の両方のお正月をお祝いするところもあります。アジアの国々では旧正月をお祝いする国が多く、休暇を利用して沖縄を訪れる海外からの観光客が年々増えています。

おきみゅーでは、旧正月の2/16~18の3日間、お正月らしい?いろいろなイベントが開催されていました。無料で参加できるものもありました。
護得久栄昇の書き初め
護得久栄昇(ごえく・えいしょう)さんは、沖縄で活躍するお笑い芸人です。決まり文句の「チャメ」を連発しながら、小禄高校の生徒たちと書き初めです。

出来上がったのはこちら。なかなか達筆ですね。

2/18には、お笑いショーもあって、「笑わないとチンダミ」されちゃいます。「チンダミ」とは三線の調弦をすることなんですが、意味があるような、ないような、わからないような、わかるような感じがウケていて、護得久栄昇さんは沖縄県内のイベントに引っ張りだこです。
正月の飾り

首里城で正月に飾るお飾りが特別に展示されていました。これしかなかったので、ちょっと寂しい気もします。
ミルク神のお面作り
ミルク神とは弥勒菩薩のことです。好きな色を塗って、ミルク様のお面を作るワークショップです。子供でも出来ます。

民家でぶくぶく茶を楽しもう
おきみゅーの屋外には民家が展示されています。くつを脱いで室内に上がることも出来ます。

2/17、18の2日間は、この民家でぶくぶく茶を楽しむことが出来ました。(500円)

ぶくぶく茶とは、煎り米を煮だした湯とさんぴん茶などのお茶を混ぜて泡立てたもので、お茶碗にこんもりと盛られています。お茶を飲むというよりは、泡を食べると言った方がぴったりくる気がします。硬水でないと泡が立たないそうで、沖縄だからこそ、味わえるお茶です。
スタンプラリーもあります
スタンプラリーは旧正月の期間でなくても開催されています。おきみゅーの屋外展示物にある7つのスタンプを集めて、ミュージアムショップ”ゆいむい”へ行くと、おきみゅーグッズが貰えます。参加無料、子供でも出来ます。旧正月のイベント期間は賞品が豪華でした。私たちが貰った賞品はこちらです。

おきみゅー基本情報
モノレール「おもろまち駅」から歩いても7,8分です。駐車場には150台くらい停められますが、人気のある展覧会の場合は混雑することもあります。入場料は博物館が大人410円、美術館が大人310円です。特別展は展示会ごとに入場料が異なります。チケットを購入する時に間違えないようご注意ください。
屋外展示物、ロビーやふれあい体験室は無料で利用することが出来ます。おきみゅーでは、展示のほかにワークショップやバックヤードツアー、展示解説会など様々なイベントが開催されています。HPでスケジュールをチェックしてください。
- 住所:那覇市おもろまち3-1-1
- TEL:098-941-8200
- 開館時間:火・水・木・日:9:00~18:00(入館は17:30まで) / 金・土:9:00~20:00(入館は19:30まで)
- 休館日:毎週月曜日※ただし、月曜日が祝日及び振替休日又は慰霊の日の場合は開館し、その翌平日が休館。※2/19~2/22はメンテナンスのため、全館休館となります。