
それぞれの地域で活躍するローカルタレントは日本全国にいると思いますが、沖縄で活躍するローカルタレントが多いと思います。テレビやイベントで活躍している方々をご紹介しましょう。
護得久栄昇(ごえく・えいしょう)
大物民謡歌手という設定の護得久栄昇先生は、ふかふかの角刈り頭と暑苦しい手描きの眉毛とほうれい線、いつも持っているバックがトレードマークです。
口ぐせの「ちんだみするよ?」「わかるよねー」は、意味がないようであるのが大ウケでテレビ、CMやイベントに引っ張りだこで、見ない日はないくらいです。ちなみにいつも持っているバックの中には、失くした時のための予備のバックが入っているそうです。
私はハーリーや国際通りのイベントなどで何度も見かけています。気軽に写真撮影にも応じてくれました。
魅川 憲一郎(みかわ けんいちろう
美川憲一のモノマネタレントとして、沖縄を中心に活躍しています。美川憲一も認めるそっくりぶりで、歌もうまいし、話す言葉もオネエ言葉でテレビやイベントに大活躍です。
私はイベントで歌っているところを見たことがあります。魅川 憲一郎はとても背が高くて(180cmくらいある)、品のあるモノマネで、オーラのある方だなと思いました。テレビ番組「Aランチ」でいろんなところに突撃しています。
ゆうりきや~
沖縄のオジーとオバーに扮した姿がお馴染みのお笑い芸人で、TVCMやイベントで活躍しています。イベントで司会されることが多く、オジーとオバーで掛け合いをしながら進行していく姿は手際が良く、現地のスタッフよりずっと上手です。
ひーぷー
もともとはお笑い芸人で、今は演劇の演出も手掛けるほか、TVやイベントなどマルチに活躍しています。
テレビ番組「ひーぷー ホップ」のメインMCです。「ひーぷー ホップ」は視聴者からの投稿ネタを発表しながら、イベントなどの告知をするラジオみたいなテレビ番組で、ところどころ混じる、うちなーぐちがわかりやすくて私はこの番組でうちなーぐちが少しわかるようになりました。
泉&やよい
沖縄の方言を使った漫才コンビで、テレビ番組「十時茶(じゅうじちゃー)まで待てない」を帯で担当しています。CMでもよく見かけます。沖縄にいそうな女の人って感じです。
まーちゃん(小波津 正光)
「お笑い米軍基地」を創ったことで知られる、まーちゃんこと小波津正光は舞台の脚本や演出だけでなく、本も書くし、新聞にエッセイなども書いています。
まーちゃんが在籍しているFECはお笑いの枠にとらわれない、面白集団で、所属しているタレントは、やぎのシルー、アザラシ(アザラシと調教師などのアイドルグループ)、ユタもやっている歌手の大兼のぞみとおばけのDJレイコ、などなど。護得久栄昇先生も所属しています。
喉頭がんから復帰したまーちゃんの活躍に期待です。
宮城姉妹
実の姉妹の歌う琉球サンバユニットで、2012年にはブラジルサンパウロで日本人初の姉妹バシスタ(花形ダンサー)としてカーニバルにも出場していいるホンモノのサンバダンサーです。BIGINの”うたの日”コンサートのマルシャショーラには必ず出演しています。沖縄らしさを加えたコスチュームがトレードマークで、テレビやイベント、LIVEなどで活躍しています。
仲田幸子
喜劇の女王として劇団で活躍していた仲田幸子さん。劇団「でいご座」の活動を2019年9月で終了し、那覇市松山の「仲田幸子芸能館」も2020年5月で閉店し、仲田幸子の芸能活動も終了する予定です。
劇団を引き継ぐ人がいなかったのは残念ですが、芝居を教えてもらった人達がたくさんいるので、それぞれに活躍して欲しいですね。
他にもローカルタレントがいっぱい!
他にもローカルタレントがたくさんいます。ありんくりん、こきざみインディアン、いさお名ゴ支部、ピーチキャッスル、あーりー、知念だしんいちろう等々。
お笑いタレントさんが多い印象ですね。沖縄では大きいものも小さいものもイベントがたくさんあります。ちょっとしたイベントでも芸人さんが司会をすると仕切りが上手なので、重宝されるのでしょうね。私も沖縄に引っ越してきた当初は、見慣れないタレントさんに驚きましたが、今ではローカルタレントさんなしには、沖縄のエンターテイメントは語れないなと思っています。